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水平対向エンジンとは

車のごく一般的なエンジンは直列型が主流となっており、これはシリンダーを真っ直ぐに並べてそのシリンダー内をピストンが上下に往復運動します。これとは違い、シリンダーをV字型にマウントしたエンジンをV型エンジンと称します。これは多気筒型されたエンジンをコンパクトにするには有利なエンジン設計となります。日本では大排気量エンジンに多く採用されます。このV型の角度を広げて行き、180度まで寝かせた状態が水平対向エンジンと称します。
水平対向エンジンの特徴は、直列型やV型エンジンと比較するとピストンの動きが上下や斜め上下に動くのと異なり、水平に且つシンメトリーに動くことで振動が少ないと言うメリットがあります。ピストンの動きが水平で、ちょうどボクシングのグローブの動きに見える事からボクサーエンジンとも称されます。
また、エンジン自体に高さが必要ないため、低重心であることも安定性と言う面で有利な条件です。水平対向エンジンを主流として販売しているカーメーカーは日本ではスバルが有名です。これはかつて零戦用のエンジンとして開発していた技術であり、これが原点となっております。海外に目を向けるとポルシェもこのエンジンレイアウトを多く採用しているのが特徴です。

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